枇杷のコンポート&枇杷スイーツ＊レシピあり

【枇杷のコンポート、枇杷ゼリーとグラニテ】

鶴ちゃんの実家から、沢山枇杷が送られてきました！

鶴ちゃんの実家には枇杷の木があって、特にお世話をしなくても毎年沢山の枇杷がなるんだって
こんな高級フルーツを小さい頃から毎年沢山食べてたなんてうらやましい（笑）

ちなみに私は去年まで枇杷って食べたことなかったの。
私の地元ではそもそも枇杷ってあんまり流通していなくて、枇杷っていう果物があるって知ったのがなんとアニメのらんま1/2
らんまが、九能家から家出してきたお庭番の猿隠佐助におやつにって枇杷を投げてよこすシーンを見て、枇杷ってどんな味なんだろう？？って思ったのを鮮明に覚えていて、だから去年鶴ちゃんに枇杷を貰ったときは衝撃ものだよ。
おお、これがあの枇杷かッてねΣ(￣。￣ﾉ)

そして、今年も沢山頂いたので、さっそくコンポートにしてみました。

写真の、ボウルに入っている枇杷を全てコンポートにしたんだけど、その量なんと1.2kg
皮むくの大変だったよ～

でも、大変だからこそ出来上がったときのうれしさはひとしお(*´∀｀人 ♪
コンポートって作り方色々あるけど、私は白ワインを入れてちょっと大人の香りにするのが好き

ということで、覚え書きとして枇杷のコンポートレシピです。

枇杷のコンポート

〈材料〉
枇杷･･･（正味）1.2kg
砂糖･･･300g
白ワイン･･･300cc
水･･･900cc
レモン果汁･･･大さじ2

〈作り方〉
1，枇杷は半分に割って皮をむき、種と渋皮を取り除く。皮をむいた枇杷は変色を防止するために、レモン水（分量外）につけておく。
2，鍋に全ての材料を入れ、落としぶたをしたら沸騰するまで中火にかける。
3，沸騰したら弱火にし、10分程度火にかける。アクが出てきたら、都度取る。
4，火を止めて、コンポートとシロップを煮沸消毒した瓶に入れる。ふたを閉めて、瓶を逆さまにして冷ます。

写真では1番奥の瓶が逆さになってないけど、逆さまにして冷ます理由は瓶内部の空気を抜いてふたをしっかり閉めることで長期保存を可能にすることなので、本来ならちゃんと逆さにしたほうがいいんです。
でも、しっかりふたをしたのに逆さにするとシロップがボタボタ落ちてきてしまって･･･
あきらめて普通に冷ますことにしました

コンポートは冷ますことで味が染みこんで美味しくなるので、瓶が冷めたら冷蔵庫に入れて冷やして食べてくださいね。

コンポートを作っておけばお菓子作りにも使えるからとっても便利！
ということで、私はこんなスイーツを作ってみました

まずは、ラム風味のパンナコッタと枇杷ゼリーのグラススイーツ。

名前通りなんだけど、ラムで風味付けしたパンナコッタの上にコンポートと、コンポートのシロップで作ったゼリーを注いだだけ。

パンナコッタとはイタリア発祥のスイーツで、パンナ=生クリーム、コッタ=煮るという意味からもわかるように、生クリームや牛乳、砂糖を温め、ゼラチンで固めたもの。
同じようなスイーツでババロアやムースがあるけど、それらとは違い生クリームを泡立てないので、パンナコッタはつるりとした食感です

簡単なのに、2層にすることで手が込んでいるように見えるし、なにより可愛い

ということで、レシピです

【ラム風味のパンナコッタと枇杷ゼリー】

〈材料〉
＊パンナコッタ･･･グラス3つ分
牛乳･･･100cc
生クリーム･･･150cc
グラニュー糖･･･25g
ラム酒･･･大さじ1/2
ゼラチン･･･小さじ1
水･･･大さじ1

＊白ワインゼリー･･･作りやすい分量
コンポートのシロップ･･･250cc
水･･･250cc
グラニュー糖･･･20g
ゼラチン･･･5g
(ゼラチン用)水･･･大さじ1．5
枇杷のコンポート･･･12コ

〈作り方〉
1，パンナコッタを作る。ゼラチンを水でふやかしておく。
2，鍋に牛乳、生クリーム、グラニュー糖を入れ火にかけ、鍋肌がふつふつするまで温める。
3，1のゼラチンを加えて溶かし、さらにラム酒を加え混ぜる。
4，ボウルに移し、そのボウルを氷水につけて冷やし、冷めたらグラスに当分に注ぎ冷蔵庫で固める。
5，白ワインのゼリーを作る。ゼラチンは水でふやかしておく。鍋にシロップ、水、グラニュー糖を入れて火にかけ、グラニュー糖を煮溶かす。
6，ふやかしたゼラチンを入れて溶かし、完全に冷ましておく。
7，パンナコッタの上にコンポートを4つずつのせ、冷ました6のゼリーを静かに注ぐ。再び冷蔵庫に入れて、冷やし固める。

パンナコッタもゼリーも、ゼラチンを溶かして冷蔵庫に入れるだけだから超簡単
パンナコッタはゼラチンの分量を極力減らしているので、つるんとしながらとろりとした、濃厚な味。
ふんわり香るラムと枇杷が意外にも合うんですよ～