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タルトタタン

【タルトタタン】

私が毎年作っているスイーツのひとつで、何度も何度も失敗し、去年やっと成功することができたお菓子がタルトタタン。
なんかスッカスカになったり、テリッとした艶が出なかったりでなかなか思い描くタルトタタンができず、その度なんでだろ〜っと軽く落ち込み笑
で、とれたて新鮮な紅玉で作ってみよう!となったのが去年。
長野県産のとれたて紅玉をふるさと納税返礼品でゲット🍎
そのりんごで作ったタルトタタンが今までで1番うまくできて。。。✨️
やはり紅玉はとれたてフレッシュに限る!と再認識したのであります。

いくら新鮮な紅玉って言ってても実際スーパーとかで見分けるのって難しいし、お取り寄せ。。。っていう手もあるけど、以前お取り寄せした紅玉が全然フレッシュじゃなかったから、我が家ではもうふるさと納税頼りです。

今年も去年と同じところに納税し、紅玉をゲット🍎
たくさんの紅玉が届きました。

去年より小さいけど、その分量はたくさん

そして、我が家ではりんご、と聞いて駆けつけてくるのが

そう、トニーさん🐾

りんごの香りがわかるのか??
クンクンしてトニーチェック
1個ペロッとしてしまったので、それを切って食べてみると。。。

めっちゃ固くて旨い〜〜(*˘︶˘*).。.:*♡

私はりんごの産地(青森ではないですよ)出身なのでりんごには結構こだわりが強く、バリッバリの硬いのじゃなきゃダメ、酸味もなきゃダメ!
今回届いたのはまさに!私の理想そのもののりんごでした。
これはタルトタタンも期待できそう♪

タルトタタンには大体1kgの紅玉を使います。
紅玉は種と皮を取って4分割。

種と皮は、ここにたくさんのペクチンが含まれているので後で使います。
レンジでチンしてふやけたところを、こんな感じでガーゼにくるんでセット。

そしてキャラメルを作り、バターを溶かしたらりんご投入。
さらに、さっきレンチンした皮と種をガーゼごとギュ〜〜〜ッっっと絞って果汁を入れます。
中央の、若干赤くなっているところがそれ。
ここにペクチンがたくさん含まれるので、力に限り絞ってペクチン抽出です。

グツグツさせないように火加減には気をつけながら煮詰めていくと、りんごにキャラメルの色がついて透き通ったような色になってきます。
そうなったりんごから引き上げて、加熱が足りない部分は引き続きソテー。

薄くオイルを塗った型に、隙間ができないようにキャラメルりんごを詰めます。
ここでのポイントは、なるべく煮崩れしていないきれいなりんごを外側に、煮崩れてしまったものを中央に詰めること。
りんごを煮詰めたときに余った水分も、ペクチンがたっぷり抽出されているのでりんごとりんごの隙間に入れます。

これを180℃40分、りんごがふわっと膨らんでくるので、型から溢れそうになったら押さえつつ焼き、

さらに事前に準備しておいたパートブリゼを乗せて10分焼けば出来上がり。
毎年面倒で市販のパイ生地を使っていたんだけど、今年は頑張ってパートブリゼ作ってみました。

さて、タルトタタンの工程で1番緊張するのが型外し。
だって型出ししないと成功してるか失敗してるかわかんないし、仮に成功してても型外し失敗して傷でもつけたら悲しいしね。
蒸しタオルでぐるっと型を包んで温めてあげると、あら、今年はスルッと外れた。
毎年、キャラメルが飴化して型にくっついてしまってペティナイフで必死に剥がしてたんだけど笑
今年はそれがなく、気持ちいいくらいスル〜っとね。

ちゃんと型の形を保っていて、スカスカでもなく艶照りも申し分ない
今まで散々失敗してきたのに、新鮮な紅玉だとこうもキレイなタルトタタンになるのね。
数年前の私に教えてあげたい笑

普通は生クリームとかバニラアイスを添えていただくものだと思うけど、私はまずはそのままいただく派。

キャラメルをまとったりんごの旨みがギュッと濃縮していて、はぁー至福の時

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