コーヒー＆マロンのシュトーレン | 毎日美味しい季節のお菓子

【コーヒー＆マロンのシュトーレン】

今年もこの時期🎄
11月くらいからから、今年はどんなシュトーレンにしようか悩んで、私のレパートリーの中で1番お気に入りのこのシュトーレンにしました

シュトーレンと言ったら、数種類の洋酒漬けフルーツとナッツ、そしてスパイスが効いたドイツのクリスマススイーツ
ドライフルーツを洋酒漬けにして、シナモンをベースにしたスパイスで香り付けするのが一般的だと思うけど、私はコーヒーフレーバーにして栗の渋皮にを入れるのがお気に入り

我が家ではラムレーズンを常備してます
シュトーレンを作る前日に、軽くラムを切ったラムレーズンにオレンジピールとレモンピールを混ぜておき、使う前にスパイスをまぶします
今回使用したスパイスは、シナモン、オールスパイス、カルダモン、クローブ、ナツメグ、カカオニブ、そしてバニラ

しっとり系シュトーレンが好きなので、中種法でいきます
中力粉、牛乳、イーストを混ぜたら軽くこねて、2倍の大きさになるまで発酵させます
しっかり膨らんだところで、ぴっちりとラップを張って冷蔵庫へ
そのまま作業を続けてもいいんだけど、ちょっと時間の都合上、中種を作って冷蔵庫で保存→翌日シュトーレン作り、という流れにしました

1晩冷蔵庫に入れておいた中種がこちら↓↓
ちょっと萎んでシワシワになってるけど、正常な反応なのでこれでOK
冷蔵庫にいれると酵母な活動が止まることで萎んでしまうけど、本捏ねで酵母が復活して働き出すのでこのまま20分くらい常温に戻したら本捏ねに使います

その20分の間に、本捏ねの準備
本捏ね用の材料を混ぜて、軽く捏ねてまとめます
この時点で、お湯で溶いたインスタントコーヒーも追加します
水分量が多くてベタベタな生地だけど、これで大丈夫

準備ができたら、中種をちぎって入れて、スケッパーで切るように混ぜていきます
ある程度まで混ざったら、中種と生地が馴染むように捏ねます
ゆっくり捏ねているとバターが溶け出してくるので、ここはスピーディーに💦

生地がよく馴染んだら、準備しておいたラム酒付フルーツとナッツを投入
今回のナッツは、マカダミアとピーカンナッツ
さらに、キャラメリゼして風味とコクを追加しています

この時点で、本当にいい香り
コーヒーとスパイスが合わさった、ビターでどこか冬らしい香りにホッと心がほぐれていくようです

できた生地は3等分にしてベンチタイム
その後、成形へ入ります

生地を伸ばしたら栗の渋皮煮を中央に配置し、栗を包み込むように上下の生地を密着させます
ここがちょっと難しくて、フィリングをたくさん入れているし栗も大きめだったから巻きづらいんだけど、そこは頑張ります笑

そのまま乾燥しないように2次発酵
パンのようには膨らまないけど、若干生地が緩んだかな？？
あとはオーブンへGO

焼いている間にバターを溶かして、焼き上がったらすぐにバターを塗れるように待機

生地に入れたコーヒーがちょっと余ったので、ラム酒を加えて焼き立ての生地に打ってから、バターをたっぷり吸い込ませます

ここはバターをケチらず、吸い込む限り吸い込ませてあげてこの日の作業は終了
シュトーレンは冷めたらラップでぴっちりくるんでおきます

次の日、すっかり冷めきったシュトーレンに粉糖をまぶして、完成
そのまま食べてもいいし、熟成させてから食べても◎

どこを切っても栗が出てくるのは嬉しいね✨️
出来上がった次の日食べてみたら、コーヒー、スパイス、洋酒漬けフルーツ、それぞれの香りが立っている感じ
若干スパイスの香りが尖っていたかな？？
ここから熟成が進んでどんなふうに風味が変わっていくのか、日に日に変わっていく香りを楽しむのもシュトーレン作りの醍醐味です

ラッピングはこんな感じ
まぁ、毎年こんなんだけど💦
今年もお友達のところへお裾分け
楽しんでくれるといいなぁ🎄

この間旦那さんが急に、渋柿を渋抜きして食べてみたいと言い出し、渋柿を買ってきました
私の実家に昔渋柿の木があって、毎年この時期は渋抜きしたり干し柿を作ったりするのが恒例行事
ばあちゃんと一緒に渋柿を焼酎につけたり、皮をむいたりしたの、懐かしいなぁ
実家の柿は庄内柿といって、平べったくて小さめの品種でした
で、渋柿と言ったらそのイメージが強くて、実際スーパーに売っていた渋柿を見てびっくり！
こんなに大きいんだ！！
これなら1個でお腹いっぱいになりそうでお得よね