モンブラン・ショコラ・タルト＊レシピあり

【ショコラ風味のモンブラン】

この間作った栗の渋皮煮消費に、モンブランを作りました

いつものタルト型でもモンブランクリームを山盛りに盛ると、なんかドーンッッッて感じだね（笑）

このタルトの構成は、パート・シュクレ→クレーム・ダマンド・ショコラ&渋皮煮→生クリーム→モングランクリーム。

いつもならタルトのフィリングと言えばクレーム・ダマンドなんだけど、でもそれじゃあちょっとつまらない！？！？
じゃあ栗にあってアーモンドにもあうのはなんだろうって考えたときに、家にあるココアを加えて、クレーム・ダマンド・ショコラを作ることにしました。

普通のクレーム・ダマンドに純ココアを加えただけだけど、それだと味がぼやけた感じになってしまったので、ブランデーを入れてみたらビンゴ！
味が引き締まってシャープな印象のクリームになりました

パート・シュクレを敷き込み、
そこへパート・シュクレ・ショコラと刻んだ渋皮煮を入れたら180度のオーブンで約40分焼成。

山型に生クリームを絞り出し

モンブランクリームを絞って完成

と、文字にすると5行くらいで済むんだけど、完成までには色々油世曲折があり･･･。

完成した頃にはだいぶくたびれて、写真を撮ってすぐ昼寝をしようと横になったら、そのまま3時間も寝てしまいました

私をこんな寝るほど疲れさせた原因は、まず、生クリームの離水（笑）
通常通り、冷蔵庫から出したばっかりの生クリームを氷水につけて泡立て開始したんだけど、その直後からなんか変。
通常ならすぐ泡が出てくるはずなんだけど、その泡がなかなか出てこない。
そして、いつまで経っても泡立たない！！
なんで！？！？って思いながらハンドミキサーでぐるぐる10分くらい混ぜてたら、今度はもったりしてきて、やったーっ！と思ったのもつかの間。
6分立て位の固さから、どんなに混ぜてもそれ以上固まらないの。
そうしているうちに、あれよあれよと離水が始まり･･･。泡立て失敗。もう一回泡立てる羽目に｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

調理器具の水分もちゃんと拭き取っていたし、冷たいまま泡立てたし、なんで分離したのか原因はわからず。
生クリームのストックあってよかった～

そして、第2の失敗は、これまた分離（笑）
モンブランクリームを分離させちゃったの

マロンペーストと無塩バターを混ぜて、そこへ生クリームを加えて絞りやすい固さにしていくんだけど、めんどくさくなって生クリームの量を計らずに適当に加えていったら、分離･･･。
いい加減にしたらそれが仇になり、結局モンブランクリームも2度つくる羽目に。
マロンペーストのストックもあってよかったよ～

こんな感じでクリームを2回も分離させ、作り直したので、完成した頃にはやっと終わった～って感じ。
同時進行でマカロンも作っていたから、なおさら疲れたよ
モンブランクリームに関しては100％自分が悪いんだけどね･･･。

また分離した～って泣き言を聞いてくれた鶴ちゃんには本当に感謝感謝

さて、肝心のモンブランの味は、まったりした栗の味にブランデーの芳香な香りが加わって、甘いだけじゃない大人の風味。
ココアのほろ苦さも効いていて、大人の味～

それにしても、曇天で写真を撮ったから写りが悪いなぁ･･･(´；ω；｀)

お酒好きにはたまらない、疲れたけど頑張って作ってよかった

【モンブラン・ショコラ・タルト】

〈材料〉
＊パート・シュクレ
こちらを参照

＊クレーム・ダマンド・ショコラ
無塩バター･･･50g
グラニュー糖･･･50g
卵･･･40g
アーモンドプードル･･･50g
純ココア･･･7g
栗の渋皮煮･･･5個
ブランデー･･･大さじ１

＊モンブランクリーム
マロンペースト･･･240g
無塩バター･･･30g
生クリーム･･･80cc
ブランデー･･･大さじ2

生クリーム･･･150cc
グラニュー糖･･･15g
ブランデー･･･大さじ1

トッピング用栗の渋皮煮･･･適量

〈作り方〉
1，パート・シュクレを作り、型に敷き込んでピケまで済ませておく。
作り方はこちらから→パート・シュクレの作り方
2，クレーム・ダマンド・ショコラを作る。バターを柔らかくクリーム状にしたらグラニュー糖を加えて混ぜる。
3，溶いた卵を少量ずつ数回に加えて加え、その都度混ぜる。
4，ふるったアーモンドプードルとココアを加え、ゴムべらで混ぜる。最後にブランデーを入れて混ぜる。
5，1で用意したタルト型に4を詰め、4等分くらいにカットした渋皮煮をのせる。180度に予熱したオーブンで約40分焼く。
6，焼き上がりは、完全に冷めてから型から外す。
7，モンブランクリームを作る。マロンペーストをゴムべらでよく練り、柔らかくする。そこへ柔らかくしたバターを加え、さらによく混ぜる。
8，生クリームを少しずつ加え、その都度混ぜる。絞りにくい固さなら、もう少しずつ生クリームを加える。入れすぎると分離するので注意！
9，生クリーム150gにグラニュー糖15gを加え、少しとろみがついたくらいでブランデーを加えたら8分立てに泡立てる。
10，型から外したタルトの上に、山型に9の生クリームを盛って、パレットナイフなどで整える。
11，8のモンブランクリームをモンブランの口金に入れて、生クリームの上から絞り出す。
12，お好みで渋皮煮やハーブ、ケーキピックなどを飾り付けて完成

本当はチョコで柊の飾りも作ってデコレーションする予定だったけど、疲れすぎて断念

ちなみに、分離させたモンブランクリームは味は良かったので、マカロンに挟んでリメイク。
マカロンの記事は、また今度

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