冬のパウンドケーキトリオ | 毎日美味しい季節のお菓子

【パウンドケーキ】

朝晩めっきり寒くなって、初霜が降りるんじゃないかっていう今日この頃。
私は雪国出だから今くらいの時期が初霜の時期なんだけど、そういえば関東の初霜ってもうちょっと先！？
この、晩秋の早朝、少し寂しげですっきりとした空気感が好きなんですよね。

で、そんな涼しい時期に食べたくなるのが、バターをたっぷり使ったどっしり目のパウンドケーキ。
いつもは生菓子専門なんですが、たまにはいいかなぁ〜と、3本焼きました。

左から、
栗の渋川煮×ラム×コーヒー

ケークオフリュイ

あんぽ柿×ブランデー

洋酒漬けのフルーツは、レーズン、アプリコット、いちじく、クランベリー、ブルーベリー、りんご、オレンジピール、レモンピール、柚子ピール…etc
去年のクリスマスシーズンからずっと漬け込んでいて、足りなくなったらその都度足すみたいな感じだから、正確には覚えてないんだけど💦
色んなドライフルーツを、ラム酒と赤ワイン、シナモンスティック、バニラビーンズのさやと共に漬け込んでいます。

焼き上がりは洋酒をたっぷり打ってラップでくるみ、5日ほど熟成。
ドライフルーツと洋酒、バターの香りが馴染んで味わい深くなります✨

これはあんぽ柿とブランデー。

適当な大きさにカットして1晩ブランデーに漬けたあんぽ柿を混ぜ込みました。
ドライフルーツの中でも、私は柿が1番好きなんだよね❤️
柿×ブランデーって意外な組み合わせかもしれないけど、これが結構いけるの！

焼き上がりはブランデーを打って、こちらもラップに包んで熟成。
洋酒を打ってラップに包むことで、熟成させるのはもちろんだけど、よりしっとり感が増す効果もあります。

栗の渋川煮とコーヒーとラム。

これだけ深夜に焼いたから工程写真を撮っていないの💦
去年、ラム酒につけたレーズンとコーヒーを組み合わせたケーキを焼いて、ラム×コーヒーって結構美味しいじゃん！っとびっくり。
今年はそこに自家製の渋川煮も入れてみたよ。
渋川煮はラムにもコーヒーにも合うからね。

この3つのケーキ、基本的な生地の配合は一緒。
そこに、スパイスや洋酒、ドライフルーツで変化をつけています。
そして、どっしりだけど、食べたときにふんわりするためには、何はともあれバターによく空気を含ませること。
まず、バターに砂糖を入れたとき、そして卵を入れるとき、トータルで13〜15分はハンドミキサーで混ぜ続けています。