タルトタタン2025 | 毎日美味しい季節のお菓子

【タルトタタン】

先日先に届いた秋映でタルトタタンを作ったけれど、ようやく紅玉が届いたので、今度は紅玉のタルトタタンを作りました

タルトタタンばっかりだな〜って感じだけど、私はタルトタタンが大好き🍎
焦がしキャラメルとりんごの美味しさがぎゅっと濃縮されていて、一口頬張ると幸せが溢れてくるようで😍
個人的に、秋のスイーツ2大巨頭の1つがタルトタタンなのです
もう1つは、モンブラン
モンブランももう作ったけど、今季中にもう1度作りたいと思ってるよ

ついでに、このホールのタルトタタンのために型も新調しました✨
私はいつも底がとれるタイプ15cm丸型を使っていたんだけど、テフロン加工のものじゃないから、油脂を塗ってもどうしてもカラメルが飴化したところはくっついてしまう💦
そういうところにナイフを突っ込んで剥がして、そして崩れる。。。という悲しい経験を何度かしているので😭
この際なので、思い切ってテフロン加工でくっつかない型を購入

さて、これが届いた紅玉です

ピカピカ真っ赤な紅玉🍎
実は今年の紅玉は猛暑のせいでやや柔らかめらしく、ちょっとその点が心配なんだけど。。。💦
でも、食べてみると硬さはあって酸味もしっかり効いていて美味しい紅玉でした

タルトタタンはどうなるだろう？？

使うりんごは1kgで、個数で言うと6個半になりました
6個半も皮を剥いて種を取って。。。って結構大変💦笑

紅玉、いつもは4分割するんだけど、6分割の方が火の通りが良くなるんじゃ？？と思って6等分にカットしました
これが後々悲劇を引き起こすことになるとは知らずに。。。😭

りんごの皮と種は取っておきます
ボウルに入れてラップをして、皮の色が退色してくたっとなるまでレンジでチン
その後は、ガーゼに包んで冷ましておきます

さて、グラニュー糖を焦がして濃いめのカラメルを作ったらバターを溶かし、りんごとレモン果汁を投入
このまま触らずに弱火で加熱していくとりんごから大量の水分が出てきます
このりんごから出た水分で煮ていきます

りんごを入れたら、ガーゼに包んでおいた皮と種をぎゅ〜っと絞り、果汁を搾り出します
ここに、ペクチンがたくさん含まれています🍎
この、赤くなっている部分が搾り出した果汁です
綺麗な形のタルトタタンを作るためにも、搾り出して搾り出して、ペクチンを抽出です

で、ここで問題勃発😨
いつもなら大量の果汁が皮&種から出て来るはずなのに、なんか今回はその量が少ない
あれ、加熱不足かな？？
と思ってもう1回レンチンしたり、ソテー中のフライパンからカラメルを拝借して、そのカラメルと皮&種を煮てみたりしたんだけど、どうもやっぱり水分出てこない。。。
なんでだ〜と、そんなことをあれこれやっていたら、なんとフライパンの中央、フライパンに直接触れている部分のりんごが煮崩れてドロドロになってきた！！💦
いつもだったらこれくらいの加熱時間で煮崩れはしないはずなんだけど、6等分と小さめにカットしたことが裏目に出てしまい。。。😭
確認してみると、ほとんど煮崩れしてしまった
仕方ないので煮崩れした部分は全部撤収し、生き残ったりんごの加熱に専念

そんなこんなでバタバタしていたので、加熱途中の写真はないのです笑

ほとんど煮崩れたとはいえ、一応生き残ったりんごはきちんと煮崩れせず加熱できたので、そういうりんごを型の側面と底面に配置
もうドロドロになってしまったものは使えないけど、若干煮崩れた、くらいのりんごは型の中央に入れていきます
りんごとりんごの間に穴が開かないように、ぎゅうぎゅう押し込んでいきます
りんごを見込んだ時に余った水分やゼリー状のものもペクチンが沢山含まれているのでりんごとりんごの間に詰めます

念の為型の底をアルミで覆って水分が漏れても大丈夫なようにしてるけど、ソテーの時点できちんと水分を飛ばせていれば、オーブンでの加熱途中で漏れてくるということはありません

180度で40分、一旦取り出して膨らんだりんごを押さえつけて

予め焼いておいたパートブリゼを乗せてさらに10分焼きます
焼いている間から甘酸っぱいいい香りがしてきて、オーブンを開けた瞬間からキッチンいっぱいに広がる幸せな香り❤️

冷めたら1番冷蔵庫に入れて冷やし固め、次の日、ホットタオルで型の周りを軽く温めると、スルッと出てきました
さすが、テフロン加工！
こんな頑張らずにスルスル出てきてくれると、今までの頑張りは何だったんだって感じですね笑